[2021年版]ITパスポートのクセつよめな問題文の歩き方! Part4

ITパスポート攻略,ITパスポート

前回の続き

今回は3つ目の「 〇〇はどれか?」と4つ目の「全てあげたものはどれか?」を説明します。今回は簡潔に説明できると思います・・

・パターンA) 適切なものはどれか?

・パターンB) 最も適切なものはどれか? 

・パターンC) 〇〇はどれか? ← 今回はここ

・パターンD) 全てあげたものはどれか? ← 今回はここ

・パターンE) いくら/いくつ/どれくらいか?

パターンC) 〇〇はどれか?

本パターンの問題文について紹介します。非常にシンプルです。

問61 クレジットカードの会員データを安全に取り扱うことを目的として策定された,クレジットカード情報の保護に関するセキュリティ基準はどれか。

ア: TNFC イ: PCI DSS ウ: RFID エ: PCI Express

問題文の文末をみてください。赤線を引いた箇所に「どれか。」と記載されています。

そして問題文に該当した用語を1つ選択してください。

1つの用語の意味しか聞いていないので、近しい意味の用語を選択肢とすること自体難しいです。

文の例で言えばクレジットカードの情報保護のセキュリティ基準の似たようなものってと考えてみましたが、考えつきませんでした。。

ちなみにこの問題はイのPCI DSSとなります。アは無線通信関連の団体、ウは物流系の話、エはハードウェア関連の話です。

パターンD) 全てあげたものはどれか?

パターンCに比べると複雑そうに見えますが、基本的なパターンは同じなはずですが、少し違います。

これまでのパターンは、正解は1つだったものが複数になります。よって。選択肢はよりミスリードを誘う内容になています。

問7 著作権法によって保護の対象と成り得るものだけを,全て挙げたものはどれか。

a インターネットに公開されたフリーソフトウェア
b データベースの操作マニュアル
c プログラム言語
d プログラムのアルゴリズム

ア: a, b イ: a, d ウ: b, c エ: c,d

令和3年度分 問7より

問題文の文末をみてください。赤線を引いた箇所に「全て挙げたものはどれか。」と記載されています。

ここでは著作権法によって保護の対象となるものを聞いていますし、複数選択できるため、明らかに間違いという選択肢は用意されていません。

選択肢を1つづつ確認し、問題文と照らし合わせて該当するものを探すしかありません。

引っ掛ける感じはないですが、しっかりとした理解を求める骨太の問題であると言えます。

ここでは、プログラム言語とアルゴリズムは著作権に含まれないので、aとb、正解はアとなります。

ちなみにこのパターンでは、以下のようなパターンもあります。こちらの方が文章としての説明が多いので難易度は下がります。

ITパスポート令和3年度春 問67より

まとめ

これまでの話からこのパターンの問題の解き方についてのまとめです。

・どちらのパターンも、文章を選ぶよりは難易度は低いので、ここで正解を稼ぎましょう。

・”どれか”を選ぶ場合は、あからさまに間違っているものが多くなるので、難易度は低め。

・”全てあげたものはどれか”の場合は、その用語に関する理解が必要になってくるので、難易度は高め。

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