[最新版] ITパスポート 2進数(数の表現) 出題傾向と学習方法


ITパスポートにおける2進数関連の出題傾向や学習方法について整理しています。情報科学としては大切な分野なのですが、ITパスポートの受験者にとって取っつきにくい代表的な学習内容です。
ITパスポート公式サイトの「試験内容・出題範囲」の最新のシラバスを元に管理者が独断と偏見で書いてます。
「2進数」のまとめ
- 2進数/8進数/16進数を用いた問題は、数年に1問くらいのペースで出題されています。
- シラバスに8進数/16進数についての記載がないので、いったん2進数と10進数の変換にヤマを張ってみるスタイル。
- 最初に手を出すと、面倒に感じて挫折する可能性が高い。
ITパスポートの対象者ってITの利用者のはずなんですが、、2進数が何故必要だと思ったかの方が知りたい・・・
「2進数」の出題形式
10進数155を2進数で表したものはどれか。
令和2年度 問62より
基数変換と呼ばれる2進数と10進数の間で変換を行い、その結果を選択する出題が行われます。
- 2進数↔︎10進数の変換結果を選択する。
- 2進数と2進数の計算結果を選択する。
「2進数」の学習方法案
基数変換は、「桁の重みづけ」と呼ばれる概念さえしっかり理解していれば、誰でも計算することができます。
2進数から10進数、10進数から2進数への変換を求める計算をひたすらときましょう。
2進数から10進数への基数変換
こんな感じで練習してみましょう。基本的には桁ごとの重みづけを覚えているか、いないかの問題です。
- 8桁くらいの"0″ と"1″の数字を適当に書き出してみる。
- 2進数から10進数への基数変換を行いましょう。
- 以下のサイトで、答え合わせする。

10進数から2進数への基数変換
今度は割り算ですが、重みづけのような概念はないので、慣れてしまえば大丈夫です。
- 3桁くらいの適当た整数を書き出す。
- 10進数から2進数への基数変換を行いましょう。
- 「2進数から10進数への基数変換」のサイトで答え合わせをしてください。
ポイントは、紙に書いて計算することだと思います。
優先順位の低い学習内容
以下の計算は時間が余って仕方ない!と思ったらチャレンジしても良いかなと思います。
- 符号付き2進数を使った計算
- 8進数を使った計算
- 16進数を使った計算
「2進数」をわかりやすくて説明してくれる参考書
かなり迷ったのですが、重みづけの求め方をはっきりと、且つわかりやすく提示してくれています。

レビューページ | [最新版]みんなが欲しかった!ITパスポートの教科書&問題集 2021年版の感想・評価・レビュー |
発行元/著者 | TAC株式会社/TAC出版情報処理試験研究会 |
定価 | 1,650円(税込) |
公式サイト | 公式サイト |
駆け出しエンジニア・プログラム初心者へ
数の表現をベースにした、派生知識としてはこんな感じのものがあります。
現在のおいてはライブラリがいい感じにしてくれるので、ゴリゴリ計算することはありません。
- ファイルシステムのパーミッション(8進数!)
- 文字コードの変換
- バイナリーファイルの取り扱い
- RGBを求める
- ビットをフラグに使った謎ソースコード・・・
基本的な対応は先輩に任せるとして、これ何?みたいな顔をするのはやめましょう。