[最新版] ITパスポート デジタル化と文字の表現 出題傾向と学習方法


ITパスポートにおけるデジタルデータの基本的な知識である文字コードなどについて出題傾向や学習方法を整理しています。音声や画像がどうやってデジタルになっていくかという非常に興味深い話になっています。
ITパスポート公式サイトの「試験内容・出題範囲」の最新のシラバスを元に管理者が独断と偏見で書いてます。
「デジタル化/文字の表現」のまとめ
- デジタル化/文字表現ともにいずれか1問が数年おきに出題されています。
- いずれも難易度が低く、点数を取りやすいものです。しっかりと抑えておきましょう。
「デジタル化/文字の表現位」の出題内容
出題自体は、過去に数例となっています。ここ数年では単語の意味を問う問題となっています。

穴埋め式で難易度があげていますが、基本的には難易度は低く、出たら美味しい問題です。

10年くらい前には音声データのデジタル化についての出題があったのですが、それ以降は出題されていません。
情報に関する理論全体で、1問とかなので前年に出たら翌年は違う分野と思っておいても良いください。
ただし自省的にAIについては、別ばらだと思っておいたほうがいいでしょう。
「デジタル化/文字の表現位」の学習方法案
まずは文字コードをしっかりと暗記しましょう。と言ってもそれほど多くはありませんし、聞いたことがあるものも多いと思います。とりあえず以下の表を覚えてもらえればと思います。
UTF-8 | ASCIIコードの文字に加え、世界中の文字を加えたの文字コード
インターネットでよく使われるコード |
UTF-16 | ASCIIコードは使わず、基本的な世界中の文字(基本多言語)の全てを2バイトで表現し、残りのマイナーな文字を4バイトで表現した文字コードです。 |
ASCIIコード | 「数字」、「アルファベット」、「記号」や制御記号をコード化したもの |
Shift-JIS | ASCIIコードの文字に加え、日本語の文字を加えたのが、Shift-JISです。
Windowsなどで使われていたコード |
EUC | 「拡張UNIXコード」の略称です。アジア地域の文字を表示するため、ユニコードが普及するまでUNIXでよく使われていました。 |
EBCDIC | メインフレーム(汎用機))などを中心に、広く使われている8bitの文字コード体系。 |
またデジタル化については、非常に興味深い話なのですが、こちらも学習方法としては用語の暗記となります。
アナログデータをデジタルデータに変換していく過程を指すのですが、グラフと用語を組み合わせて学習するようにしてください。
- 標本化
- 量子化
- 符号化

重ねていいますが、このあたりはデジタルって何?っていうのを知るのに大切です。
「デジタル化/文字の表現位」を説明してくれる参考書
本件についても、しっかりと説明してくれるのは「キタミ式」のみです。説明もそうですがイラストがふんだんに使われているので分かりやすくなっています。

発行元 | 株式会社技術評論社 |
著者 | きたみりゅうじ |
本版発行 | 2020年12月25日 |
定価 | 2,068円 |
ホームページ | 技術評論社公式サイト |
電子書籍版 | 有 |
その他 | – |
あとは参考書らしく教えてくれるとすればこの1冊。音声/映像データの説明などしっかり説明があるのは心強いはずです。

発行元 | 株式会社 翔泳社 |
著者 | 城田 比佐子 |
初版発行 | 2020年12月16日 |
定価 | 1,738円(税込) |
ホームページ | 公式サイト |
電子書籍版 | 有 |
その他 | – |