[最新版] ITパスポート 確率と統計 出題傾向と学習方法


ITパスポートにおける確率と統計の出題傾向や学習方法について整理しています。もう普通に数学になってきていますので、苦手な人はもう・・・って感じだと思います。
ITパスポート公式サイトの「試験内容・出題範囲」の最新のシラバスを元に管理者が独断と偏見で書いてます。
「確率と統計」のまとめ
- 3-4年周期で出題されている傾向にあり、基本的に出題されてくると構えておく必要があります。
- 統計系は、グラフについてだいぶ昔に出ていますが、参考書によっては説明もしていない感じ。
順列と組み合わせのどちらかになると予想されます。 - 数学が苦手、嫌いな人は問題へのアレルギーがあると思います。1問と割り切るか、順列/組み合わせのいずれかを学習するかのアプローチもあるえるかなと思います。
「確率と統計」の出題内容
順列
a,b,c,d,e,fの6文字を任意の順で1列に並べたとき,aとbが隣同士になる場合は,何通りか。
平成26年春期 問62
順列の結果を求める出題は、「1列に並べる」パターンをとります。上記のように"aとbが隣同士“というような
トリッキーな表現をとることがあります。
組み合わせ
RGBの各色の階調を,それぞれ3桁の2進数で表す場合,混色によって表すことができる色は何通りか。
令和3年春期 問66
RGBが3つの色から構成されていること、2進数の表現をそれぞれを知っていることを前提に出題されています。
3人の候補者の中から兼任も許す方法で委員長と書記を1名ずつ選ぶ場合,3人の中から委員長1名の選び方が3通りで,3人の中から書記1名の選び方が3通りであるので,委員長と書記の選び方は全部で9通りある。5人の候補者の中から兼任も許す方法で委員長と書記を1名ずつ選ぶ場合,選び方は何通りあるか。
令和元年秋期 問72
説明は多いのですが、並びを聞いていない場合は組み合わせの問題として判断して良いかと思います。
統計の概要
10年ぐらい前に出ているのですが、ほぼ出ない気がするんですよね・・・でもシラバス5.0で回帰分析とか出ているので、出そうな気がします。。
「確率と統計」の学習方法案
順列にしろ組み合わせにしろ計算方法はシンプルなものです。
ポイントは設問文をどう読みこなせるかになります。これはITパスポート全体でのコツになります。
設問自体よりも設問文の日本語が微妙なわけです。
組み合わせについては過去問で十分ですが、順列は数問しかありません。
ITパスポートの問題は「中学数学相当」になりますので、ネットを活用していきましょう。
「確率と統計」をわかりやすくて説明してくれる参考書
基本的な計算方法や用語についてしっかりと網羅されています。
また「確率と統計」のシラバス5.0対応していることも大事です。

発行元 | 株式会社インプレス |
著者 | 間久保 恭子 |
初版発行 | 2021年3月11日 |
定価 | 1,738円 |
ホームページ | 公式サイト |
電子書籍版 | 有 |
その他 | 電子版無料ダウンロード 過去問アプリ有り |