[最新版] ITパスポートのメリット


ITパスポートのメリット、実際に使えるものかをまとめてみました。間違いなく賛否ある資格だと思うので、学習始める前に整理しておきたいですよね。
「ITパスポートのメリット」のまとめ
- 志望校や入学している学校がITパスポートを優遇する場合を除き、強いメリットはない。
- 就活/転職には、対象とする企業/職種のレベル・内容に応じてメリットが生まれる。
- 社会人としての知識云々は、さすがに信じる人いませんよね・・・
ITパスポートを取得するメリットは?
ITパスポートは、そもそも資格ではなく知識の有無を証明する試験です。
「士業」と呼ばれる資格(弁護士、司法書士 etc…)や「宅建」など持っていないと契約ができない資格と違うため、メリットは大きくありません。
そのためITパスポートを持っているから就職や転職にすごく有利ということはありません。

また現場ですぐに使えるかといえば、概念的なものや最新の用語も多く、使えるイメージはありません。
何せ、利用者向けのカテゴリに属しているので、少し前の「シスアド」相当ですから。

イメージ的には英検2級って感じなんですよね。もう少し良い例えがあるといいんだけど。。
じゃあメリットは全くないかといえば、そういうことはありません。
英検2級も状況が揃えば、しっかりアピールすることができます(受験などで)
資格の難易度に応じた形ですが、受験者の状況に応じて、しっかりあります!
本ページでは高校生、大学生、社会人、転職者の4つのパターンでそれぞれのメリットを整理しました。
高校生のメリット
高校生にとって、ITパスポートは新しい情報に溢れています。
社会科とはわけが違います。企業の経営戦略からITテクノロジーの基礎的な知識まで広範囲の情報に触れることができます。
こういう話いります?・・・・・
ITパスポートに合格していることで入試について優遇してくれる大学があります。
もし行きたい学校がその中に含まれているのであれば、受験勉強の片手間に勉強することをお勧めします。

大学生/専門学校のメリット
高校生と同じく大学によっては単位に優遇されることがあります。
通っている大学が対象の場合、メリットがあると言えます。

では肝心の就活についてはどうかいえば・・・
ITパスポートは技術系の国家資格で最もランクが低いので、直接的な効果は低いと思います。
理系であればITパスポートよりも難易度の高い資格が要求されます。
文系では語学やビジネス系の資格の方が求められると思います。
ただ文系の学生の方がITを視野に入れているというのは、視野の広さをアピールするポイントになるかもしれません(知らんけど・・・)
社会人/転職者の場合
社会人/転職者の方は、どの企業に属するのか?あるいは希望するのか?によると思います。
大手企業や技術系のIT企業では評価されることは難しく、取得するメリットを見つけることは難しいでしょう。
ただし大手でも技術系のIT企業でない場合、初心者を優遇してくれる企業は少なくありません。
その際にITパスポート保持は力になります、つまり未経験でも欲しい企業群です。
また所属する企業自体が高齢化している場合は、ITパスポートでも十分戦力になり得ます。
試しに探してみてください!
募集要項に割と書いてあったりしますよね?条件が合うなら一考する余地があると思います。