[最新版] ITパスポートの出題範囲とポイント

三島 某

ITパスポート試験の出題範囲、特に大事と思われる箇所について簡単に説明したいと思います。

「ITパスポートの出題範囲」のまとめ

  • ITパスポートのシラバスは5.0が最新で、これに対応していない参考書や問題集は微妙・・・・
  • 出題範囲を理解して、学習プランをしっかり作ると、学習効率がアップします。
  • どこで手を抜くのかをしっかりイメージをしましょう。

シラバスってなに?

ITパスポートについてGoogle先生に聞いたり、参考書の表紙を眺めていると「シラバスX.Xに対応」書かれています。

シラバスって・・・って思いませんでした?

三島もそう思いました。現場でも日常生活でも「シラバス」なんて使いません。

一応、シラバス=学習計画なのですが、ITパスポート主催の協会が何かを教えてくれる訳ではないので・・・

ITパスポートでは、最新の試験に出るかもしれない用語集と思ってください。

詳細は以下のページの「ITパスポート試験」シラバス(Ver.5.0)」をチラ見してください。

基本的には、これで何かを説明してくれるわけではないので・・・・手抜きですね・・・

参考書や問題集はこれを元に作成されていると思ってもらえば良いかなと思います。

ITパスポートの出題範囲と重要度

3分野を改めて考えてみる

ITパスポートの各設問は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系に分類することができます。

 問題数内容
ストラテジ系35経営の基本的な知識からIT戦略、関連する法務
マネジメント系20ソフトウェアの開発手法やプロジェクト/サービスマネジメントなど
テクノロジ系45ITに関する技術的な基礎知識

マネジメント系はソフトウェアのイメージがあった方が理解しやすいため、テクノロジ系の知識を前提とします。

そのため学習するパターンとしては、2種類あります。

 a) ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系

 b) テクノロジ系→マネジメント系→ストラテジ系

問題数を見ると、b)パターンからなのですが、いきなりつまづく可能性があります。

学習を始める前にしっかりと考えてから始めてください。効率が全く変わります!

各分野の出題範囲

各分野については以下のファイルから引用しました。

ストラテジ分野

ストラテジ分野は、専門用語はありますが技術知識は必要とはしませんので、3分野の中で最もとっつきやすい分野と言えます。

各分類で満遍なく出題される傾向にあるようです。しっかりと学習する必要があります。

最新の用語が常に追加されていく分野ですので、過去問に載っていないケースがあり注意が必要です。

分類概要
企業活動・企業活動や経営管理に関する基本的な考え方
・社会における IT 利活用の動向
・身近な業務を分析し,問題を解決する手法や,PDCA の考え方,作業計画,図表及びグラフによるデータ可視化などの手法
・データ(ビッグデータを含む)を分析して利活用することによる,業務改善や問題解決の手法
・財務諸表,損益分岐点など会計と財務の基本的な考え方
法務・知的財産権(著作権法,産業財産権関連法規など),セキュリティ関連法規(サイバーセキュリティ基本法,不正アクセス禁止法など),個人情報保護法,労働基準法,労働者派遣法,その他の取引関連法規など,身近な職場の法律
・ライセンス形態,ライセンス管理など,ソフトウェアライセンスの考え方,特徴
・コンプライアンス,コーポレートガバナンスなど,企業の規範に関する考え方
・標準化の意義
経営戦略マネージメント・SWOT 分析,プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM),顧客満足度,CRM,SCM などの代表的な経営情報分析手法や経営管理シ
ステムに関する基本的な考え方
技術戦略マネージメント・技術開発戦略の意義,目的などに関する理解
ビジネスインダストリ・電子商取引,POS システム,IC カード,RFID 応用システムなど,各種ビジネス分野での代表的なシステムの特徴
・AI の活用領域及び活用目的,AI を利活用する上での留意事項
・エンジニアリング分野や電子商取引での代表的なシステムの特徴
・IoT を利用したシステムや組込みシステム,ロボットなどの特徴,動向など
システム戦略・情報システム戦略の意義と目的,戦略目標,業務改善,問題解決などに向けた考え方
・業務モデルにおける代表的なモデリングの考え方
・コミュニケーションにおけるグループウェアやオフィスツール,SNSなどの効果的な利用について
・コンピュータ及びネットワークを利用した業務の自動化,効率化の目的,考え方,方法について
・クラウドコンピューティングなど代表的なサービスを通じて,ソリューションビジネスの考え方
・IT の技術動向(IoT,ビッグデータなどを含む)に関する知識
・AI,ビッグデータ,IoT などの活用方法や考え方
・システム活用促進・評価活動の意義と目的
システム企画・システム化計画の目的
・現状分析などに基づく業務要件定義の目的
・見積書,提案依頼書(RFP),提案書の流れなど調達の基本的な流れ

ここでのポイントは、法務とシステム戦略/企画をいつ勉強するのか?になります。

  • 法務の学習タイミングは、企業活動後、ビジネスインダストリ後、他分野も学習後のいずれか
  • システム戦略/企画は、マネジメント分野のまとめて学習すると効率が良い。
  • 最新のシラバスにしっかり対応していくことで学習の漏れを防ぐ。

マネージメント分野

マネジメント分野は、IT業界のシステム開発向けの用語となります。

純技術的な用語はありませんが、馴染みない専門用語ですので、しっかりと学習する必要があります。

分類概要
システム開発技術・要件定義,システム設計,プログラミング,テスト,ソフトウェア保守などシステム開発のプロセスの基本的な流れ
・システム開発における見積りの考え方
ソフトウェア開発管理技術・アジャイルなどをはじめとする,代表的な開発モデルや開発手法に関する意義や目的について
プロジェクトマネジメント・プロジェクトマネジメントの意義,目的,考え方,プロセス,手法
サービスマネジメント・IT サービスマネジメントの意義,目的,考え方
・サービスデスク(ヘルプデスク)など関連項目に関する理解
・コンピュータやネットワークなどのシステム環境整備に関する考え方
システム監査・システム監査の意義,目的,考え方,対象
・計画,調査,報告など,システム監査の流れ
・内部統制,IT ガバナンスの意義,目的,考え方

マネジメント分野は、問題数が20問ほどであるためどこにポイントを置くが他分野よりも慎重になる必要があります。

  • プロジェクトマネジメントは確実に学習すること
  • システム監査はストラテジ分野の法務と一緒に学習しても良い
  • テクノロジ系の後の方が本分野のイメージが持ちやすいです。

テクノロジ分野

テクノロジ系は読んで字のごとく、技術知識のみで構成されて行きます。

専門で勉強していない場合、最もとっつきにくい分野になってしまいます。

分類概要
基礎理論・2 進数の特徴や演算,基数に関する基本的な考え方
・ベン図などの集合,確率や統計,数値計算,数値解析に関する基本的な考え方
・ビット,バイトなど,情報量の表し方や,ディジタル化の基本的な考え方
・AI の技術(機械学習,ディープラーニングなど)について基本的な考え方
アルゴリズムとプログラミング・アルゴリズムとデータ構造の基本的な考え方,流れ図の表現方法,アルゴリズムや流れ図の基本的な作成方法
・プログラミングの役割
・HTML,XML などのマークアップ言語の種類とその基本的な使い方
コンピュータ構成要素・コンピュータの基本的な構成と役割
・プロセッサの性能と基本的な仕組み,メモリの種類と特徴
・記録媒体の種類と特徴
・入出力インタフェース,IoT デバイス,デバイスドライバなどの種類と特徴
システム構成要素・システムの構成,処理形態,利用形態の特徴
・クライアントサーバシステムや仮想化システムの特徴
・Web システムの特徴
・システムの性能・信頼性・経済性の考え方
ソフトウェア・OS の必要性,機能,種類,特徴
・アクセス方法,検索方法など,ファイル管理の考え方と基本的な機能の利用法,バックアップの基本的な考え方
・オフィスツールなどソフトウェアパッケージの特徴と基本操作
・オープンソースソフトウェア(OSS)の特徴
ハードウェア・コンピュータの種類と特徴を問う。
・入出力装置(IoT 機器を含む)の種類と特徴を問う。
ヒューマンインタフェース・GUI,メニューなど,インタフェースの設計の考え方,特徴
・Web デザインの考え方
・ユニバーサルデザインの考え方
マルチメディア・JPEG,MPEG,MP3 など,符号化の種類と特徴
・AR,VR,HTML5 など,マルチメディア技術の応用目的や特徴
・情報の圧縮と伸長,メディアの特徴
データベース・データベース及びデータベース管理システム(DBMS)の意義,目的,考え方
・データの分析,データベース設計,データモデルの考え方
・データベースからのデータの抽出などの操作方法
・同時実行制御(排他制御),障害回復など,データベースのトランザクション処理の考え方
ネットワーク・ネットワークに関する LAN や WAN の種類と構成,インターネットや LAN の接続装置の役割,IP アドレス(IPv6・IPv4)の仕組み,移動体通信の規格
・通信プロトコルの必要性,代表的なプロトコルの役割
・インターネットの特徴と基本的な仕組み
・電子メール,インターネットサービスの特徴
・モバイル通信,IoT 機器による通信や IoT ネットワーク,IP 電話など,通信サービスの種類と特徴,課金,伝送速度などに関する理解
セキュリティ・ネットワーク社会における安全な活動の観点から情報セキュリティの基本的な考え方,脅威と脆弱性
・情報資産とリスク管理の目的,情報セキュリティマネジメントシステム・情報セキュリティポリシの考え方,情報セキュリティ組織・機関(CSIRT など)
・マルウェア(コンピュータウイルス,スパイウェア,ランサムウェアなど)や様々な攻撃手法(フィッシング,標的型攻撃,サイバー攻撃など)への対策としての,アクセス制御や SSL/TLS などの技術的セキュリティ対策の考え方,種類と特徴

テクノロジ分野は、問題数が最も多いので戦略的に学習することができます。

  • 基礎理論/アルゴリズム系の学習する優先順位についてしっかり検討する。
  • セキュリティ、ネットワーク、データベースはしっかりと学習しておく。
  • 最新のハードウェア/ソフトウェアなどは押さえておく。

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